インバータ回路のFETやIGBTの発熱対策をしたい。最適な放熱基板は？

インバータ回路で使用するFETの発熱・熱暴走を懸念しています。とにかく放熱性重視で基板を選定したいのですがコストが合わずよい案がないか相談したいです。

アート電子からご提案

放熱基板を選定する際には、パワー系素子などがどれくらい発熱し、どの程度放熱が必要か、またコストはどこまで許容できるかによって吟味する必要があります。
アート電子ではこういったインバータ回路の放熱基板のご相談を頂いた際には、まず、片面基板の場合はメタルベース基板、両面基板の場合はメタルコア基板をご提案しています（基板構造については別途イラストを参照ください）。

双方とも、アルミは熱伝導率 2.00[W/mK]の高熱伝導樹脂とアルミベース236[W/mK]を介して放熱、銅基板は熱伝導率 2.00[W/mK]の高熱伝導樹脂と銅ベース403[W/mK]を介して放熱されますが、アルミよりも銅の方がコストがアップしますので、必要に応じた最適なベース・コア材質を選択することが必要です。