CADの生データを管理する重要性

 

電子機器製品のプリント基板の開発・設計を行う上で

必要なデータ「CADの生データ」がありますが、

このデータ、社内でどのように管理されていますでしょうか。

 

 

「一部のCADの生データは委託先に管理してもらっている」

「そもそも何のCADソフトを使っているかも分からない」

 

といったケースもあるのではないでしょうか。

 

 

改めてCADの生データについて整理すると、

「回路図ソフト、パターン設計ソフトなどで設計・製作した元データ」であり、

プリント基板製作を進めるにあたって、非常に重要なデータです。

 

 

しかし、委託先にCADの生データを管理して頂いている状態が続くと、

連絡が取れなくなった場合に、最新のCADの生データが手元にない状況に陥ってしまいます。

 

 

出来るだけこのようなケースは避け、自社内で管理したいですね。。

 

 

CADの生データは、

 

・基本的に最新版を自社で管理すること

　

　が必要であり、さらに

 

・どのCADソフトを使用しているのか

・どのバージョンのCADソフトを使用しているのか

・どこに最新版のCADデータがあるのか

 

を押さえなければなりません。

 

そうしないと、

 

・CADのバージョンが変わって使えない

・本来と仕様が異なった基板が製作される

・複数購買が出来ない

 

などの事態が起こる可能性があります。

 

特に最近は、新型コロナウイルスの影響で、

外注先と連絡が取れなくなったというケースが増えてきております。

 

 

皆様におかれましては、いかがでしょうか？

このような事態になる前に、今一度チェック頂ければと思います。

 

おせっかいかもしれませんが、特に部門長の方は、

上記ケースが起こらないよう、社内管理を徹底して頂ければと思います。

 

 

ちなみにですが、CADの生データがなく困っているなどございましたら、

遠慮なく当社にお問合せ下さい。PDFの回路図やリファレンスのない部品表を頂ければ、

回路図トレースとパターン設計等をさせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。

 

 

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